地震が影響?温泉に異変 各地で湯量の増減や濁り(11/05/07)
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さらに,温泉やら湧き水に異常発生!な報告(汗
全国中の温泉,あちこちに異変が発生しておるなぁ...
東日本大震災@東北地方太平洋沖地震に伴う地殻変動での異変が多いんじゃろうが
次の大地震の前兆も一部では混ざっているかもしれんのぉ
気をつけたことに越したことはないが...
ここいら@宮崎は,霧島の温泉で一部変化が出てるけど
これは,新燃岳の活動に伴う物っぽい
温泉に大きな変化が出た,って話はあまり聞かないっす
地震が影響?温泉に異変 各地で湯量の増減や濁り
東日本大震災の直後から、各地の温泉の様子が変だ。湯が突然増えたり、出なくなったり。四国では泉質が変わったところもある。専門家は「地震で大きな地殻変動が起きて温泉にも影響が出た」と話している。 岐阜県飛騨市神岡町の割石(わりいし)温泉。震度2を観測した3月11日の地震直後、数秒湯が止まり、その後、毎分45リットルだった湧出(ゆうしゅつ)量が60リットルに増えた。大震災前の2月27日に震度4を観測した時も、同28リットルから45リットルに増えた。温度も約38度から4度近く上がった。温泉の担当者は「熱くなったので燃料代を節約できるが、被災者を思うと喜べない」。 割石温泉を1998年から調査している岐阜大学総合情報メディアセンターの田阪茂樹教授(放射線物理学)によると、この温泉は飛越(ひえつ)地震(1858年)を引き起こした跡津川断層上にあり、地震のたびにこうした現象が繰り返されるという。能登半島地震(2007年)の直後も湧出量が倍増し、温度も上昇した。 田阪教授は「地殻変動の影響で温泉が流れ込みやすくなったのでは。温泉の変化の大きさで地震の大きさも分かる」と話す。 一方、突然、湯が出なくなった温泉もある。 年間約9万人が訪れる山形県大江町の柳川温泉では、同300リットルの湯が出なくなり、3月下旬から日帰り入浴を休止した。町によると、震度4を観測した3月11日に自噴が止まり、ポンプで吸い上げると黒ずんだ湯が出てきた。4月上旬、深さ700メートルの井戸に機械を下ろすと、地下291メートルで障害物にぶつかった。「井戸自体がずれたのかもしれない。貴重な観光地なので掘削したいが、費用が高い」と困惑する。 震度4だった新潟県弥彦村では観音寺温泉の源泉が突然枯れ、老舗旅館が3月末に閉館に追い込まれた。 香川県まんのう町の山あいにある美霞洞(みかど)温泉は、震災から約1週間後に白濁が濃くなった。ぬめりも強くなり、硫黄が増えたという。阪神大震災(95年)後も同じ現象が起きたという。大震災の震源とは約800キロ離れているが、同温泉支配人の石村英二さん(59)は「巨大地震で地殻変動があったのではないか」と話す。 地下水の変化を調べている産業技術総合研究所(茨城県つくば市)によると、東海や近畿などに約50カ所ある観測点の多くで地下水位が下がった。数メートル変化した地点もある。担当者は「地下水は地震の揺れと地殻変動によって変化する。水位が大幅に下がれば温泉が出なくなることも考えられる」と話している。 全国の約1500団体が加盟する日本温泉協会(東京)には大震災後、こうした湯量の急な増減や濁りなどの報告が寄せられた。協会は今後、温泉地での影響について全国調査する方針だ。 |
朝日新聞 |
コメント
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