道の真ん中、巨木7本 市民「ご神木…切れません」
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こりゃ,ほんとに
道のどまんなかに巨木が...
なるべく通るなって,話じゃし
車での通行は自己責任になるじゃろが...
オイラも,怖いんで,こりゃ,この道は使わんじゃろうなぁ...
ご神木さまじゃから,木の足元をタイヤで踏みつけただけで,バチが当りそうじゃし(汗
道の真ん中、巨木7本 市民「ご神木…切れません」
県立図書館(長崎市立山)から長崎中学校(同)への急なS字カーブが続く坂道。わずか650メートルの道の「真ん中」に、樹齢100年を超える巨大なクスノキが7本ある。車がクスノキにぶつかる事故も絶えず、木陰で見えにくい対向車を気にしながら、慎重な運転が求められる。なぜこんな不思議な道ができたのか。 7本のクスノキの幹回りは3メートル-5メートル程度で、ドライバーの視界を遮っている。木が道の中央にあるため、道幅は最も狭い所で約1・7メートル。普通車がぎりぎり通れるほどで、こうした狭い場所を避けて「対向車線」を逆走する車も多い。街灯はあるものの夜は暗く、危険度が増す。 同市によると、そもそもこの道は「長崎公園」の園路。幕府の保護がなくなり廃虚になった寺の跡地に、1873年につくられた長崎市で最も古い公園で、2・9ヘクタールの敷地はすべて国有地。市が管理しているが、樹木の伐採や建設物の設置にも国の許可がいるという。 もともと公園内には人が通れるほどの道があったが、同市魚の町にあった長崎中が1970年に現在の場所に移転したことなどに合わせ、アクセスをよくするため拡幅された。細かな木は伐採されたが、クスノキ7本は樹齢100年を優に超えるため残された。 拡幅で車の通行も可能になり、同市立山方面から市中心部へ向かう車が近道として使うようになった。交通量が増えると車がクスノキに衝突する事故が発生するようになり、ここ数年は年に数回、今年も市が把握しているだけで2件の衝突が起きている。当初は同中の通学路だったが、危険なため現在は別の道を使っているという。 なぜ伐採しないのか。市は「長崎の象徴的な場所なので」と説明する。同公園は長崎くんちで知られる諏訪神社の裏にあり、古くから市民に「諏訪の杜(もり)」として親しまれてきた。道のそばに住む女性(76)は木を「全く気にならない」と話す。 「車での通行はご遠慮下さい」。市は看板でそう呼び掛けているものの、効果のほどは薄い。担当者は「カラー舗装や、木に反射材を巻き付けてはいるが、結局は気をつけて通ってもらうしかない」と話している。 |
西日本新聞 |
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