「ジェネシス計画」らしい 超電導ケーブル実用化へ
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おおぉ?
ついに超電導ケーブルが出来るんかいな?
超電導ケーブルができれば,発電所から都市部への送電ロスが全くなくなって
原発,全廃できるだろうし?(いま,送電ロス,総発電量の6割を捨てているはず)
ケーブルの冷却が大変そうだったけど,目処がつきつつあるみたいじゃねぇ...
早く開発して欲しいもんですわん♪
オイラも,小水力発電と太陽光発電で,発電事業に乱入,ってことで(爆
「地球電力網」日の出前 超電導ケーブル実用化へ
超電導送電ケーブルを地球に張り巡らし、砂漠に設置した太陽光発電所や強風地域の風力発電所と都市を結んで電気を供給する-。こんな壮大な計画が今、注目を集めている。名付けて「ジェネシス計画」。実は20年以上も前に、日本発で提唱されていたものだ。実用化に向けての技術がようやく出そろってきた今、東日本大震災と原発事故で日本はエネルギー戦略の根本的な再構築を迫られている。技術者たちが長年温めてきた夢物語は、そんな現代ニッポンの救世主になるか。 「ようやく、最終段階に駒が進む」。東京・芝浦の住友電気工業東京本社で、材料技術研究開発本部の超電導担当技師長を務める佐藤謙一フェローは、感慨深げにつぶやいた。 佐藤氏は、今年秋にも東京電力旭変電所(横浜市)で行われる超電導ケーブルの実証実験に携わっている。距離は約250メートルと短いが、超電導ケーブルを実際の電力網につなぎ、信頼性や耐久性をテストする。超電導ケーブルが日本の一般電力網に組み込まれるのは初めてだ。 現在、送電線には主に銅が材料として使われているが、超電導ケーブルを使えば、発電した電力を100%に近い状態で住宅などに送れるようになる。 住友電工は1980年代後半から超電導ケーブルの開発を進めてきたが、当初は数アンペア程度とごくわずかな電流しか流せないなど、実用化には大きな壁があった。そこからコツコツと技術革新を積み重ね、ようやく送電網として使った場合に流れる電力に耐えられるレベルにまで到達した。 そして、超電導ケーブルの実用化によって一気に実現の可能性が出てくるのが、それまで単なる夢物語としかみなされていなかったジェネシス計画だ。 聖書の「創世記」の名を冠したこの計画は、太陽光発電システムをはじめとした再生可能エネルギーの拠点を全世界に分散設置し、超電導ケーブルで結んで地球規模の電力供給ネットワークを構築するという構想。日本の太陽電池のパイオニアとされる三洋電機元社長の桑野幸徳氏が、89年に提唱した。 計画によると、世界中にある砂漠の総面積の約4%に太陽光発電システムを敷き詰めただけで全人類が必要とするエネルギーをまかなうことができる。システムを全世界に分散設置すれば、昼夜問わず24時間安定した発電・電力供給が可能になる。 ただ、最大の難問は電力を運ぶケーブルだった。発電システムから電気の消費地までをつなぐケーブルの距離が長くなればなるほど、抵抗による電力損失が大きくなる。逆にいえば、超電導ケーブルが実用化されれば、地球規模の電力供給網を構築しようというジェネシス計画自体の実現も夢ではなくなる。 (以下略) |
サンケイBIZ |
なんか第2の石油になりそうな・・・
発電設備と送電網押さえた国が世界を制するみたいな(汗
>>康ちゃん@まったり~ さま
国内の幹線送電網をコヤツに切り替えるだけで
そうとうな,燃料節約にはなるはずですわぁ~
早く実用化して欲しいがノォ?
送電ケーブルの通り道の国と喧嘩すると
電気をとめられたりしそうだ・・w
>>D さま
石油パイプラインで今,もめてるのが
今度は,送電線でもめるんですね!(爆