湿気に弱いバイオマス発電…故障続き稼働率低下
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湿気の少ない
ヨーロッパモノの機械を日本で稼働させると,湿気で壊れるって
よく聞きますなぁ...
いっときは,車もそうじゃったし
最近のヨーロッパ輸入の自動車は,さすがに対策入っていると思うけど
硫黄の処理は,ちと大変かもなぁ...
対策入れて,稼働率が上がって欲しいがのぉ
湿気に弱いバイオマス発電…故障続き稼働率低下
静岡県が天城放牧場(静岡県伊豆市湯ヶ島)でモデル事業として実施しているバイオマス発電の発電量が、計画を大きく下回っている。 欧州から導入した設備が、日本の高い湿気が原因で故障を繰り返し、稼働率が低下したためだ。昨年度の発電量は計画の0・05%にあたる41キロ・ワット時だけだった。 県は2004年度、約4億5000万円(国約1億6000万円、県約2億9000万円)をかけて、バイオマス発電施設を整備した。当時は廃棄物リサイクルでバイオマス発電が注目されており、牛のふん尿にスーパーや学校給食で出る生ゴミを混ぜ、微生物で発酵させてメタンガスを発生させ、燃やして発電する仕組みだ。 施設は05年6月に稼働し、年間920トンのふん尿や生ゴミを使い8万9400キロ・ワット時を発電する目標だった。稼働開始翌年の06年度こそ81%の7万2152キロ・ワット時を発電したが、その後は年々減少し、09年度は18%の1万6020キロ・ワット時、故障で運転をほとんど止めていた10年度は41キロ・ワット時だった。計画を上回ったことは一度もなく、年平均発電量は37%の3万3259キロ・ワット時だ。 県畜産課によると、発生するガスの約6割はメタンガスだが、数%に満たない硫化水素が含まれる。この硫化水素が漏れて、湿気で液体の硫酸に変わり、発電機にある電気系統の金属製スイッチなどに付着して腐食させたことが故障の原因という。湿気の少ない欧州では起きてない故障で、モデル事業開始前に県が設置した有識者会議でも、問題視されなかったという。 硫化水素を取り除く方法として、コストの安い微生物を使った生物脱硫を導入したため、硫化水素を十分に除去できなかった可能性もあるという。 バイオマス発電は一度停止させると、ふん尿などを発酵させる微生物の回復を待つため、再稼働に時間がかかる。このため、故障の頻発が稼働率を下げ、発電量を計画より大きく低下させることになった。 県の天野弘畜産課長は「ガスを発生させるのは難しくないが、発電に結びつけるのは難しい。このままでは普及しないので、事業を検証し、対策を講じていきたい」と話している。 |
読売新聞 |
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